2024年5月第1週の一言 にじのカフェ、始まる

「教会で、カフェやれたらなあと思うんです。」

そう言い出したのは宮崎さん。 曰く
「この間コロナで、教会にゆっくりいちゃいけない、終わったらすぐ帰らなくちゃ、みたいな雰囲気が定着してしまっているでしょう?
でも、もうそろそろ、集まってゆっくりしてもいいんじゃないかと思う。別に何するわけでもなく、のんびり、ただここにいて時を過ごしている、そんな時間。
カフェやりませんか。ケーキ焼いてきます。名前は『にじのカフェ』。2時から始める。そしてウチの教会はLGBTの人びとのアライ(味方)でしょう。色んな人がありのままでゆっくりできるレインボーのカフェ。どうですか。」

これは間もなく教育伝道委員会から提案となり、実現が決まりました。

それは、会計総務委員会の提案ともつながっていました。
教会ではここ数年来、会堂のリノベーションの検討が進められ、今年度、いよいよ具体化して実行に移そうという事になりました。そのために教会員による指定献金に加え、網の教会サポーターの皆さんからカンパも募り、さらにバザーや古本市に加え、グッズや、ケーキ、クッキー類等の販売などを通年で強化し、不足分を補って雑収入を増やさなければならないという見通し・方針が上村さんから示されました。

これが今年度予算として計画総会で承認されたのでした。

にじのカフェは、こうして教会のふたつの委員会から出された提案が、ひとつに重なりあって生まれることになりました。画期的です。それは教会の未来とつながっていて、その実現のための予算を満たす具体的な手段で、おいでになる皆さんにとって、ほっとする時と場の提供を目指しており、開かれたみんなの教会であることを示すものです。

にじのカフェは、こうした幾つもの大切な目的・役割を複合的に担う、欲張り企画なのでした。牧師も頑張らねば!いや楽しまねば!

レコードをかけながら、ハンドドリップでコーヒーを淹れることにしました。友人からお連れ合いの遺品として頂戴したアンプとスピーカーを活かすことにしました。

インターネット等で宣伝をしました。誰か来て下さるだろうか、と心配もしましたが、蓋を開ければ、開店時から閉店時間近くまで次々にお客さんが見え、思い思いに過ごして行って下さいました。こども5人を含む計34人が利用。

3種類のおいしいケーキとコーヒーで、16000円あまりのカンパが集まりました。大成功。ありがたい限り。

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にじのカフェ、次回は7月予定。
でも!今月26日は「おしゃべりカフェ」(テーマ:この4年間、どうでした?)、6月15、16日が大古本市(カフェ併設!)、8月4日 が映画を見て語り合うシネマカフェ。フェデリコ・フェリーニの名作「道」を観ます。

やりすぎでしょうか?
いいえ、楽しいこといっぱいの、みんなの教会です。
教会の全てのプログラムは、つながりあって希望を物語り、分かち合って共に生き抜くためにあります。それがイエス・キリストから与えられたこの教会の使命、シゴト。そのためなら、この際、何だってやりましょう!宜しくお願いいたします。

(記)会計担当U.N.(2024/5/5週報から転載)


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