2024年4月第4週の一言 みんなのつくえ丸4年

2020年の4月24日でした。宮崎の「らいふのぱん」から教会が色んな人の助けになるために、と送られてきた段ボール箱一杯のパン。何とか色んな人に手渡そうとましたが、緊急事態宣言下、それ以上どうすることもできず、余るのです。しかたなく、教会の玄関を開けてちいさなつくえを出し、そこに並べたのでした。

これがみんなのつくえの始まりだったのです。

その後、たけのこが持ち込まれ、そこに玉ねぎが加わり、そして4月29日から現在につながるような色んな品物を並べるような形になりました。それからの1年のあれこれについては2021年4月25日の週報と谷本仰ブログ「みんなのつくえ、丸一年」に書きました。

丸4年。 365日、朝9時開店、夜8時閉店。雨の日も風の日も雪の日も。 地域の方々の利用も 定着しています。手作りお弁当の提供も定番。小さな炊き出し。全国からの寄付も続いています。 ありがたいことです。

コロナの危機的状況は一応過ぎました。みんなのつくえの当初の目的、役割は果たせたと思います。 しかし様々な生活困窮状況の中にある方々の利用が続いています。全国の皆さんの期待もあります。簡単にやめるわけにはいきません。
そうそう、小五の道徳の教科書にもとりあげられました。

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5月からは、能勢を少し変えようということになりました。土曜日と日曜日午後はお休みにして、補充も定時(朝9時、お昼1時、午後3時、夕方6時)を基本に。教会にやってくるこども たちのスペースがみんなのつくえのストック保管でかなり狭くなっているので、その状況の改善も したいと考えています。補充を定時にすることで補充作業の分担も可能にしたいと思います。

昨年、月イチの教会の食事提供プログラム 「みんなのごはん」が始まりました。そこに「みんな のつくえ」を利用してきた地域の方々もおいでになるようになりました。2020年の春の緊急事態宣言まで、2015年から続けてきた「水ようごはん」ではあまり見られなかった光景です。「み んなのつくえ」は教会の敷居を確実に下げ、入り口を広げることにもなりました。

昨年から日曜日の礼拝も新しくなっています。 月イチの「こどもとおとな・みんなのれいはい」 は全体の時間を30分ほどとして、文字通りこどもたちも含め、みんなで楽しむ礼拝を目指しています。

また、今年度から「にじのカフェ」をはじめ、対話や映画を楽しむひとときなど、 あたらしい企画もどんどん始めて行くことになりました。 この間もっぱら「みんなのつくえ」が担ってきた教会の、 いろんな人に具体的につながり開き、みんなのいのちを支え応援する役割を、さまざまな新しいプ ログラムでさらに広げる時がいよいよきたと教会は考えています。

こうしたプログラムのひとつひとつをわかりやすくお知らせする役割を、新たに開設した南小倉バプテスト教会のインスタグラムが担うことにもなりました (@minamikokura1965)。フォローが増え広がることを願っています。

これからもどうぞみんなのつくえを、そしてこの教会の働きを、応援してください。宜しくお願いいたします。

そうそう、ヨッキー店長、これまでほんとうにありがとうございました。まだ続きます。少し休みも作りますから、どうぞこれからも宜しくお願いいたします!

(記)会計担当U.N.(2024/4/28週報から転載)


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