2022年10月第5週の一言

先週の土曜日と日曜日、川崎バプテスト教会での講演集会と礼拝にお招きいただきました。3年近くぶりに飛行機に乗りました。また金曜日から月曜日まで、東京の5つのミロンガ(アルゼンチンタンゴを踊る人々が集まる社交場)にお招きいただき、トリオ・ロス・ファンダンゴスで演奏しました。みんな大喜びしてくださり嬉しい限りでした。

川崎バプテスト教会では22日土曜の午後、「みんなのつくえから見えてきたもの~あたりまえの人間らしさについて考える」と題して、スライドを使ってのお話をしました。これまで何度か同様のテーマで北九州でお話してきたのですが、今回与えられたのは70分で、これまでで一番短い時間。直近の日本聖書神学校卒業研修会での90分バージョンからスライドを20枚くらいカットして。それでも全部で98枚。ほぼ時間ぴったりに収めました!

「みんなのつくえ」が始まった一昨年4月からの「つくえ」の動きや、それにまつわる出来事の数々を紹介しながら、それらとの出会いを通じて考えさせられてきた「人間らしさ」についてお話しました。そこで促されたイエスの言の新しい理解の紹介も織り交ぜて。時折ヴァイオリンを弾きながら。みなさんすごく楽しんでくださったのでした。いずれ南小倉教会でもやりたいと思います。お楽しみに。

日曜日の礼拝のお話は「神様って案外迷惑!とイエス笑う」と題して。礼拝の前に教会学校の小学生クラスでのお話もお引き受けしていたのですが、ここでひとつの試みをしてみました。次に始まる礼拝のお話の材料を、こどもたちとの対話の中で集めたのです。救いの神を泥棒に喩えたイエスのお話を礼拝ではすることにしていたのですが、その前にこどもたちに「優秀な泥棒になるためにはどんなことが必要?」と訊いてみたのです。子どもたちとの対話から、5つの条件が浮かび上がりました。

①足音を立てない。家の人が起きないように。
②泥棒とわかるような恰好をしない。唐草模様の風呂敷を担いでいたらバレる!
③どんな鍵でも開けられる。
④意外なところから入ってくる。
⑤家の中の間取りやどこに金庫があるかを知っている。

楽しいひと時でしたが、これらはその直後の礼拝メッセージの中で、そのまま、イエスの示した神の姿を示すものとして提示されたのでした。こどもたちは立派な聖書解釈者であり、神学者たちだったのです。小学科クラスの皆さん、ありがとうございました。

礼拝では原稿を使わず、直接皆さんに語り掛けました。うんうん、と頷く皆さんに励まされながら語るうち、イエスのメッセージがどんどん心に響いて、胸が熱くなって、涙が出そうになりました。川崎教会の皆さん、ほんとうにありがとうございました。今日はウチの教会で泥棒のお話、します!

▶▶泥棒のお話はこちらからも視聴できます。ぜひどうぞ!▶▶

(記)会計担当 U.N(2022年10月30日の週報より転載)


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