■聖書：ルカ２０章２７節～４０節
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■説教要約（5/5週報掲載）
井戸端で、ひとりの女性が喉の渇きを覚え、疲れて座っている旅人に水を汲み与えながら、自分 苦しかった人生を語ります。
五人兄弟の長男と 結婚して子がないまま死別、次男と一緒にさせられたけれどやはり同様に死別、三男、四男、五男 と一緒にさせられたが、結局子どもはできないままいずれとも死別。当時のユダヤ教世界で長男の 子を残すための「レビラート婚」制度の犠牲になった女性でした。
女性の話を聴いていた人は、涙を流しながら、彼女に「あなたは何度も復活してきた。そんなあなたは天使なのだ」と言うのでした。
その後、女性は、自分の話を聴いていたその人が、復活を信じないユダヤ教サドカイ派の人びとから、自分と同じような境遇の女性がいたとし て、復活の時にはその女性は誰の妻なのか、と問われて怒った、と聞いた、と言います。彼は復活する者は天使のようになる、と言った、と耳にし、 きっとそれは自分の話を聴いたからだ、その人は自分のために怒ってくれたんだ、と思うのでした。
苦しみから何度も立ち上がりながら、生き延び、生き抜いてきた人はみんな、天使になるんだって、そう女性は語るのでした。
（記）会計担当U.N.
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