今年の大古本市は先週、大盛況のうちに無事終了しました。
集まった本約5000冊、 CD、DVD、レコード、VHSビデオなど合わせて実に計5063点。 ご提供は遠くから近くから、およそ45件。当日おいでになった方は2日間で延べおよそ100名。
「1冊50円以上、自由に金額を決めてカンパしてください」制は、これまで通り。
一昨年に最初に開催したときには4100冊余りでした。翌年は私設文庫の閉館に伴って抱樸第二作業所が引き取っていた2500冊の文庫を合わせて5335点。今年はそれに迫る規模でした。 開催5日ほど前まで1700冊程度だったのが、最後の数日で一気に増え、この数に。
一昨年、まだコロナ禍への厳しい対応が国を挙げてなされていました。みんなで集まって賑やかに楽しくおしゃべりすることも、飲み食いを楽しむことも避けなければならない状況でした。
でもそんな中で、それでもみんなが静かに集まって、ともにゆっくりとした時間を過ごすことのできる場を作りたい。教会はそんな風に考えて、古本市の開催を決めました。
また秋のバザーの開催も思い通りにできなくなっていたので、教会の運営の一助にもしたいと考えました。 初めての教会大古本市では、おいでくださった皆さんが、ほんとうに静かにそれぞれに本との語らいを味わい楽しむ姿が印象的でした。
そして今回、コロナへの対応はインフルエンザと同等になり、かなり自由にみんなが動くことが出来るようになった中での開催。
来場者もかなり増え、賑やかなさんざめきが満ちていたのでした。
初めてカフェを併設しました。コーヒー、手作りケーキやクッキーでゆっくりできるコ ーナーを設けました。今年度の計画総会で決めた、みんなの居場所を作ると同時に、リノ ベーションを実行に移すための毎月のカフェ開催の一環として。そこにも楽しい語らいの場が生まれました。
一昨年、昨年に続き今回も、牧師によるライブサウンドインスタレーションも同時開催しました。 そこにも投げ銭が沢山入り、大古本市へのカンパとしました。
2日間でお買い上げいただいた書籍類は900点ほどにのぼりました。ブックオフに残 り4000冊ほどを持っていって1291点が売れました。 また神学書ほかキリスト教関係書籍の後売りも好評で、ネットで画像をあげたり、牧師会に持ち込んだりしてみたところ、11名の方が計32冊をお買い上げくださいました。
お手伝い下さった方は2日間で15名。それ以外に、前後にもカウントや分類配置など沢山の方々が加勢してくださいました。
いろんな方と会えて、ゆっくり話すことができた、それが何よりよかった。そんな声も聞かれます。教会の大切な役割は、こうしてつながりの場作りでもあることを思わせられます。
南小倉バプテスト教会は、みんなの教会。
ますますそのことを感じられるようになってきています。本当にありがとうございました。
(記)会計担当U.N.(2024/6/23週報より転載)
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