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2024年6月17日説教
■聖書:ヨハネ1章1ー5節
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■説教要約(6/23週報掲載) 初めに言があった。ヨハネ福音書は冒頭、そう言います。創世記1章3節は、天地創造を始めるにあたって神が発した最初の言は「光あれ」であった、そしてそこに光があった、と物語ります。 それは、夜明けは来る、夜は明ける、そういうことになっている、という事です。 M. L. キング 牧師は、その説教の中で、キリスト教の最も大切 なメッセージはここにある、と言っています。
そこからすべてが始まった、すべてはそこから 生まれる、と聖書は語っています。できたもののうちひとつとしてこれによらないものはなかった、とヨハネ福音書が語るとき、創られたすべてのものは、この夜明け、光に由来し、それを原点として持っているというメッセージが含まれています。 それは、すべての命が、光を、夜明けを、未来を宿しているということでもあるのです。
イエスが、「あなたがたは世の光である」と言うとき、この事が示されています。みんな夜明けを宿して生まれてきた、生きてきた。みんなの中に、わたしたちのすべての中に、夜明けが息づいている。 そうイエスは示しているのです。
緊張したとき、いらいらしたとき、不安になったとき、怒りがこみ上がったとき、まずは一旦落ち着くために、深呼吸が大切です。
心に、身体に、息を、空気を、風を送り込むことは、わたしたちを整えてくれます。そして信仰的に言うなら、それは更に、わたしたちの中に宿っている夜明けに 空気を送り込むことでもあります。 夜明けを窒息 させないように、元気にするために、わたしたち は深呼吸をする必要があるのです。信じるとはそういうことです。
光がある、ここに、このわたし自身の中にあって息づいている。そのことを想い起し、その光に風を送ることなのです。
初めに言があった、光があった、それはそこからすべてを始めることへの呼びかけでもありま す。すべてを、まずそこから始めること。何はともあれ、いろいろあるあれこれを一旦置いて、一番大切な、光があるということを優先し、そこから始めるのです。あらゆる考えや思い、行動の出 発点を、光がある、 夜明けが来る、ということに 置きなおして、始めること。それを終着点、到達目標にしないで、そこから始めること。
スイスの神学者カール・バルトは、いのちのことは、はしごの最上段ではなく、一段目だと語っています。 あれこれ考えて考えて考え抜いて、希望に到達しようとするのではなく、希望から、考えや行動をスタートさせる、それが信じるということなのです。生きること。いのちが大事、ということ。愛。希望を出発点にすることは、それらを出発点にする事でもあります。そうすると楽で す。迷い、悩む必要がなくなるからです。悲しみも、いらだちも、辛さも、悔しさも、腹立ち、怒りも、憎悪も、絶望さえも、いのちの光、何はともあれ、わたしたちの中の夜明けの前に置いてみましょう。そして、深呼吸して風を送ってみましょう。
とりあえず信じるところから、です。 あなたがたは世の光。 そう語ってくださったイエスを思い出しましょう。
まずはここから、歩み始めましょう。 だいじょうぶ、みんな、光の子なのです。
(記)会計担当U.N.
Tags: #南小倉バプテスト教会#谷本 仰
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