2024年5月第3週の一言 聖書講座:イエスのたとえ話を読む

「盛大な宴会を催す人のはなし」

4月27と30開講聖書講座振り返っレジュメ基づい。 

ルカ福音書14章16-24輪読まずは対話から。 

■物語枠組み
パリサイ学者招か安息日食事水腫患者癒し上座座る話(いずれルカ福音のみ記載) 流れ

■イントロダクション導入(13ー15節)
13ー14節:食事招くなら貧しいがい彼ら返礼できないのであなた幸いなる
15節:以下食事についてたとえあること示される

■たとえあらすじ
盛大宴会主催当初招い人々に言い訳出席断る主催 貧しい連れさせるそれでも宴席いっぱいならないので誰彼かまわ連れくるよう命じる。

■古典読み方(寓意解釈)
盛大宴会もよおす人=
招か断る人々=ダヤクリスチャンならない
貧乏人障がいたち他=救い入れられる本来その資格ない罪人たち異邦たち

■これまでの古典的・キリスト教的読み方に「?」
・主催者は、裕福な人々だけを招待。
地主たちや、畑を耕す牛を一気に10頭買える、あるいはすでに10頭以上の牛を所有して いる人。貧乏人、障がい者などは招待から除外。・貧乏人らを招いたのは仕方なく。
メンツ?勿体ない?いずれにしても自己都合。誰彼なく連れて来させる、投げやりで、個の人間の尊厳を無視した態度。 貧しい人々を二の次三の次にし、尊厳を無視するこの宴会のあり方、主催者が差別的。

・イエスは、こうした貧しい人々、障がい者、周縁化された人々と共にいた。古典的な、寓意的解釈はこのイエスと合わない。

■イエスたとえばなし再読
深遠な宗教真理喩えではなく現実写し取らいるとして読むならこれ実際イエス一行参加いるパリサイ食事パロディ

・イエス一行実際貧しい障がいたちがいはず招か歓迎ない盛り上がらない食事よそよそしくしらけ雰囲気居心地悪い嫌々仕方なく招かその冷たい感じ皮肉るイエス

・なんか余ってる上がりませんなあ友だちは?ああ色々あっ断らはーまあわれわれ一緒ですからねえすんませんなあ清くなくでもいいから連れたらどうですこのわれわれみたいもっとそれでもみんながるかどうわかりませけど こんな雰囲気じゃ

・うちら宴会いつも盛り上がるですけどねえだって誰彼構わみんな主賓からまあ、たしかにおたくらいっつも招いいらっしゃるようえらい方々ませけども

そういうもんでしょ?宴会は!

・イエス一緒しいたちニヤニヤうふふパリサイ苦い

  • 福音もの

次回年貢拒むぶどう労働ハナシ
いよいよシリーズ終わり向かいま

部:5月25日(土)  19時~20時半
部:5月28日(火)午前10時~11時半

(記)会計担当U.N.(2024年5月19日週報から転載)


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